年末調整と確定申告の違いとは?
一般の会社員や公務員は給与所得者といい、税金を計算する時に給与所得控除の他にも様々な控除があります。
大きくは人的控除と物的控除があります。
小規模企業共済等掛金控除
生命保険料控除
地震保険料控除
勤労学生控除
障害者控除
配偶者控除
配偶者特別控除
基礎控除
雑損控除
医療費控除
これらの控除は会社に書類を提出していれば、年末調整として会社がすべてしてくれます。
他にも所得があるなど、個人で確定申告をしないといけない場合も沢山あります。
副業として事業所得を得ている場合はもちろんの事、投資信託や株取引で得た収入、保険の満期金額、不動産の譲渡益、相続や贈与をうけた場合も確定申告が必要です。
確定申告をすることで税金が増えるんじゃないかと不安にはなりますが。
確定申告によって払いすぎた税金が戻ってくることもあります。
確定申告には白色申告と青色申告があります。
白色申告の場合は単式簿記が必要ありません。
なので、手軽に申告をすることができます。
青色申告の場合は単式簿記が必要です。
青色申告で複式簿記を加えると最大で65万円の控除を使う事ができます。
複式簿記は若干難しいですが青色申告のメリットは大きいです。
来年からは青色申告に向けてチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
税金について
取られる、納めなきゃいけない・・払いたくないですよね。
一番多く使われているのは健康保険など医療を支えるお金です。
他にも
電気やガス、ゴミ収取、町や道路を整備する為のお金
警察、消防署や自衛隊を運営するためのお金
学校を運営するためのお金
色々な事に税金は使われています。
税金のおかげで私たちの生活は成り立っているんですね。
私たちの税金は国や地方に納める直接税と、消費税の様に物を買った時に発生する間接税があります。
直接税は稼いだものに対して、間接税は使ったお金に対してかかる税金です。
直接税は塁審課税制度といい沢山稼いだ人ほど課税されます。
消費税などは使った金額に対して負担する額がかわります。
お金持ちは沢山稼いで所得税を多く払い、消費税でも消費した分多くはらっています。
こうやって税金を集めるのに公平性を保っています。
大切なお金を国に上手く使ってもらいたいですね。