4つのトレードスタイルについて解説!各トレードスタイルの違いとは?

 

トレードスタイルは、単純に「どういったスパンで取引するか」で大まかに分けられます。

例えばデイトレードなら、数十分~1日ほどですし、スイングトレードなら数日~数週間ほど。
違いがこれだけなら話は早いのですが、実はそう単純でもありません。


なぜなら、トレードスタイルの違いには
トレード時間
難易度
分析方法といったものがあるからです。

 

 特に難易度と取引時間は比例する傾向にあり、注意が必要。

 


簡単にまとめますと、
デイトレード=初心者や資金のない人でもできる優しい取引
スイングトレード=中級者や資金に余裕がある人向けの取引
ポジショントレード=上級者や資金が莫大な人向けの取引といった具合です。

 

※スキャルピングトレードは、例外で中級者向けとなります。
基本的には、期間が長くなるほど、知識や経験が必要となるため注意しましょう。

 

 

おさえてほしいポイント!

 


✓ 各トレードスタイルによって、トレード時間がそれぞれ違う
✓ 各トレードスタイルによって、難易度がそれぞれ違う
✓ 各トレードスタイルによって、分析方法がそれぞれ違う
各トレードスタイルによって、トレード時間がそれぞれ違う

 

初心者におすすめのデイトレード

 

デイトレードは「数十分~1日」といった期間で取引をするトレードスタイル。投資全体で見てみると「短め」の部類にあたります。

初心者におすすめのデイトレード

スキャルピングなどと違い、すぐ決済するわけではないので基本的に「エントリーしてから放置する」という待ち時間が発生するのが特徴。
ただ、その名の通り「デイ」なので、日をまたぐことはありません。

そのため「寝ている間に相場が不利な方向へ変動していた」といった朝起きてびっくりしてしまうようなことは起きにくいです。

 

初心者におすすめの理由には、・相場分析をじっくりできること
・取引回数を少なくできること

などがあります。

 

せかせかと急いだトレードはミスも頻発しやすいため、1番最初はデイトレードから試すのがおすすめ。
慣れてきたと感じたら、他のトレードに手を出してみるのも良いと思います。

 

おさえてほしいポイント!

 


✓ デイトレードは、最長でも1日の中で取引が完結する
✓ デイトレードは、取引回数が少なくリスクを減らせる
✓ デイトレードは、相場分析をゆっくりできるので初心者向き
デイトレードは、最長でも1日の中で取引が完結する

 

中級者におすすめのスイングトレード

 

中級者におすすめのスイングトレード
スイングトレードは「数日~数週間」ほどの期間でトレードを行うスタイル。

取引頻度が低く、かなりゆとりを持った取引ができるため、普段は会社員という方にも人気です。
期間が長いため、一度の取引で得られる利益は増えますが、当然損失額も比例します。

ただ、一方で週に何度か確認するだけといった、ほったらかしの投資ができるのも特徴。
金銭に余裕があれば試してみるのがおすすめです。

 

スイングトレードのメリットは、

・取引回数の少ないこと
・分析に時間をかけられること など。

 

スイングトレードでは、相場の分析だけでなく世界情勢をもとにした分析「ファンダメンタルズ分析」も行いますので、初心者にとっては難しいかもしれません。。

 

 そのため、デイトレード→スイングトレードの順で進んでいくのがおすすめですよ。

 

おさえてほしいポイント!

 


✓ スイングトレードでは、数日~数週間のスパンで取引する
✓ スイングトレードは、取引回数が少なくリスクを減らせる
✓ スイングトレードは、相場分析をゆっくりできるが世界情勢について知ることも必要

スイングトレードでは、数日~数週間のスパンで取引する

 

中級者におすすめのポジショントレード

 

ポジショントレードとは

 

中級者におすすめのポジショントレード

「数週間~数か月、もしくはそれ以上」
といった長期間にわたってトレードを行うスタイル。
中には「年単位」でトレードしている方もいるほどです。

トレードの頻度が極端に少なくなりますが、一度に得られる損益が増えます。

 

しかし、ポジショントレードを行う際には相場分析だけでなく、ファンダメンタルズ分析が必要。

「精密な分析」が欠かせないため、投資に慣れている人、もしくは資金に余裕がある人以外にはおすすめできないトレードスタイルです。

 

他のスタイルと比べ

トレード期間
トレード回数
1回のトレードにおける損益額
証拠金の目安

などが全く異なります。

 

 

例えばトレード回数の平均は

デイトレード:1日1~5回
スイングトレード:2日~1週間に1~2回
ポジショントレード:数週間~数か月に1~2回

以上のようにかなり差がありますので、合うものを選びましょう。

 

おさえてほしいポイント!

 

ポジショントレードは、

✓ 数週間~数か月、もしくはそれ以上のスパンで取引する
✓ 取引回数が少なくリスクを減らせる
✓ 相場分析とファンダメンタルズ分析を組み合わせた精密分析が必要

ポジショントレードは、取引回数が少なくリスクを減らせる

 

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